03:スライドバック TYPE(M)

作者:前川 真一

SCAR-G

ゴム銃の魅力とは、何か? 自分に問う。そこに答えは無い。
なぜなら、自己満足の極みであるから、常に決まった答えなど無い。
私は、図面を引かない。
だから、自分の頭の中のイメージと出来上がった製品はいつも異なる。
当然失敗作、無駄に切った廃材、予算を大きく外れた作品が多い。
その中から今回紹介する本作品は、自身20本目のオリジナルである。
いつもは作品名も無いが応募作のために機構+作者の名字を作品名に。
ブローバックのようにかっこよく、工作教室でも作れるような、部品点数の少ない、スライドバック式発射を今回の応募作品とする。


説明画像1

内部構造
トリガーを引くと、内部のバーを押すことで、同時に三角翼を後方に移動させ、発射となる。
シナベニヤのくり抜きが少々工作教室で難しいが、部品点数は少ない。


説明画像2

後方スライド状態図
トリガーの移動幅10㎜に対し、スライド幅は30㎜
6連射中は、ブローバックのように動作するため、子供うけは上々。


説明画像3

売り物ではない工作ゴム銃の遊び心として、スライド部上方に開口可能になっている。 ただ、開口するだけで、全く意味はない。


全長 220mm
全高 135mm
全幅 35mm
銃身長 180mm
重量 140g
適合装弾 16番
装弾数 6発
発射方式 回転三角翼
素材 松、シナベニヤ、竹ひご、バネ、真鍮ネジ
仕上げ グリップのみカラーニス仕上げ
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