今年、最高のゴム銃が決まる！

10：SRBG2015 Holstein AS

作者：中村 光児

高校生の娘へのプレゼント。入学祝いのはずが、いつの間にか娘は2年生。
ホルスタイン柄が大好きな娘は、何でも牛。着るもの、履くもの、タオル、ハンカチ、ペンケース、ボールペン、果ては自転車のサドルカバーまで。
当初塗装で牛柄のゴム銃をと考えたが、やはり素材の色で表現しようと思い直した。

白はブナ、黒は黒檀。木工ボンドで貼り合わせて、隙間はパテで埋め。強度を保つため、ブナ材が切り離されないように柄を配置。
ネジの位置もブナ材になるように設計。デザインがどうであれ、静標的用射撃銃として作ったからには命中精度には拘った。

リリースポイントの高さ、リリーサの停止位置は精密に調整してある。

グリップの安定性、トリガーの位置と引き代などは使用者の手の大きさを計算に入れてやや小振りに仕上がっている。

試射の限りでは静標的競技で充分パーフェクトが期待できる。

発射の機構は、長いステーによる後方瞬間解放式。

ホルスター・イン・ホルスタイン。40年前のメキシカンホルスターにぴったり。

ブナと黒檀を両面テープで貼ってカット。隙間を少なくするため薄手の鋸刃を使用。

牛さんグッズが大好きな娘のコレクションがまた一つ増えた。