11:X105 ”Liger”

作者:稲見 英人

X105 ”Liger”

本機は、ZumA2さんのグリフォンシリーズを参考に作られた競技用銃X101 Unicornの後継機である。
先代の遊び心を受け継ぎつつ射撃精度・デザイン・仕上げなどあらゆる面で先代を凌駕している。
様々な素材を使用したこの「マルチマテリアルの交配種」であるが、アルミ、ブラス、カーボン、ステンレスを特に「素材のABCS」と呼んでいる。
薄く削り込んだフックや板材から削りだしたホールドピンにより高い射撃精度を誇る。
レーザーサイトはトリガー半引きで作動し、2枚の反射鏡の角度で光軸を調整。十字型のポイントが特徴だ。
パッと見こそグリフォンmk-IIに近いが、細部には作者こだわりのデザインが散りばめられている。
フック両側の飾り板にはモーターのコイルが巻かれている鉄芯を利用、トリガーガードは多層化してスリットを設けた。
また、アンダーガードとトリガーガード飾りはそれぞれ獣の爪と牙をイメージした形状となっている。


説明画像1

ネジ類まで含めると総部品数は200に迫る。その仕上げにも注目。


説明画像2

青色LEDによる電飾を装備。銃身下の隠しスイッチで点灯する。


説明画像3

銃身内部に仕込まれたレーザーサイト。ポイントは十字型。


説明画像4

スライドによって取り出せるマガジン。中には乾電池が収まる。


全長 335mm
全高 116mm
全幅 44mm
銃身長 275mm
重量 618g
適合装弾 16番
装弾数 1発
発射方式 瞬間開放式
素材 アルミ、真鍮、カーボン、ステンレス、アクリル、MDFほか
仕上げ 金やすり→紙やすり→磨き布(金属部品) ペンキ→缶サフ→エアブラシ塗装(グリップ部)
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